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はがき

小2男子が全国最高賞 主治医に宛てた残暑見舞い

「総務大臣賞」に輝いた松本琉希さんが書いたはがき=日本郵便提供
松本琉希さん=近藤隆志撮影
主治医の女性からの返信=日本郵便提供

 日本郵便の2017年度「はがきコミュニケーション全国発表大会」で、愛媛県新居浜市立角野小2年、松本琉希(りゅうき)さん(8)が書いた残暑見舞いはがきが、小学校低学年の部で最高賞の「総務大臣賞」に輝いた。2月4日に東京都千代田区のJPタワー・KITTEで表彰される。【近藤隆志】

 3歳のときに腎臓の難病「ネフローゼ」と診断され、自宅療養をしながら通学している松本さん。はがきは5年以上にわたって治療を受けている主治医の女性宛てに初めて出したもので、高知県香美市の「龍河(りゅうが)洞」で兄や家族、大阪の幼なじみらと鍾乳洞の「冒険ツアー」をした夏休みの思い出を素直に書いた。

 1年生だった16年度にも中国・四国地方の西側と九州・沖縄のブロックで最優秀賞を受賞しており、「母から『いちばんを取ったよ』と教えられ、頑張ったのでうれしかった」と喜んだ。

 はがきには、鍾乳石と頭上にコウモリがぶら下がる洞窟内でヘッドランプが付いたヘルメットをかぶり、つなぎ服を着てにっこりと手を振る自身の姿を描いた。

 その絵の上に「ざんしょおみまいもうしあげます」とし、「ぼくはとてもたのしく夏休みをすごしています。前から行きたかったりゅうがどうのどうくつたんけんに行きました。中はとてもすずしくてしょうにゅう石がつららのようになっていました。くらくてちょっとこわかったけど、コウモリにも出会えたので、ゴールまでがんばりました。つぎのしんさつのとき、元気すぎてびっくりしますよ」と記した。

 将来は「同じ病気の子がさっと飲めばすぐに治る薬をつくる薬剤師になりたい」という松本さん。「初めて元気な夏を過ごしているので今まで行けなかった洞窟探検を書きました。最後まで頑張れたことを知った先生の驚く顔を想像して楽しくなった」

 主治医からは「げんきにいろんな体けんを」「まっくろにやけたりゅうくんにあえるのをたのしみにしてますね」と返信がきた。

 大会には17年度、全国の155小学校から2354点の応募があった。

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