米政府機関閉鎖

トランプ氏、指導力不足を露呈

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トランプ米大統領=2018年1月19日、AP
トランプ米大統領=2018年1月19日、AP

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領就任1年の節目となる20日、政府一部機関が閉鎖に陥り、深刻な党派対立と議会の機能不全を改めて浮き彫りにした。事態を収拾できなかったトランプ氏も指導力不足をさらけ出すことになった。

 「(政権による)税制改革の偉大な成果を打ち消すため、民主党は政府機関閉鎖を望んでいる」。閉鎖が不可避となった19日深夜、トランプ氏はツイッターに書き込んだ。野党・民主党は合意案に子供時代に親に連れられ米国に入国した不法移民の救済策を盛り込むよう要求し、与党・共和党がそれを拒否していた。一方、民主党上院トップのシューマー院内総務は20日未明、予算失効直後の議場で演説し「責任はすべて大統領にある」と反論した。

 トランプ氏は20日夜に南部フロリダ州の別荘で就任1年を祝うパーティーを予定していたが、19日の現地入りをキャンセルした。米メディアは、政府機関が閉鎖された2013年10月にトランプ氏がテレビ出演し、「トップの指導力の問題。大統領の汚点だ」と当時のオバマ大統領を酷評した映像を繰り返し報道。今回、トランプ氏は失政のそしりを免れない情勢だ。

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