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 南国・土佐はまだ、肌寒さが残っていた。昨年2月、私は高知市春野町の平和団地に細川安喜、真由美夫妻を訪ねた。夫妻は上海列車事故の遺族で、高知学芸高校を訴え、最後まで裁判を続けたうちの1組だ。

 細川家にお邪魔するのも23年ぶりだった。かつて「高知県吾川郡春野町」だったこの地も、2008年に高知市に編入された。表札には夫妻、次男とともに、事故で亡くなった長男・耕一の名前がそのまま記されている。

 「私はね、『時が止まる』という表現を“悲しみを伝えるための美しい言葉”だと捉えていたんです。でも年…

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