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火論

青春の消耗=玉木研二

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 後方の年寄りが指揮して前線に若者たちが累々と倒れている。戦争のこの不条理を映画「花筐/HANAGATAMI」(大林宣彦監督)は突くようだ。

 原作は檀一雄(だんかずお)(1912~76年)の初期短編である。日中戦争が始まる前、きな臭くなる時代を背景に、放胆、あるいは純粋に生きようとする若者たち。映画は41年の日米開戦前後に設定を変え、緊迫度や不安を高めた。

 架空の海辺の町が舞台だが、大林監督が生前の檀に会った際、佐賀県の唐津を勧められた。松原、砂浜、岬。…

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