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岐路の風景

ファミコン席巻 世界に6000万台超、遊びに革命 日本発、誇るべき文化

 日本のお茶の間に「ファミコン」が登場して今年で35年。米国で誕生した家庭用テレビゲームは日本で花開き、世界中の遊びの光景を一変させた。近年は、スマートフォン向けのゲームの開発が進む一方、ゲームを文化として保存・研究しようという動きも出始めている。【関雄輔】

 1958年、米国のブルックヘブン国立研究所で、オシロスコープ(電気信号の波形を表示する装置)を使ったテニスゲームが公開された。世界で初めて不特定多数の人が遊んだとされる「ビデオゲーム」の誕生だ。

 72年には家庭用テレビにつなぐ初のゲーム機「オデッセイ」がマグナボックス社から登場。米国のゲーム市場は拡大を続けたが、80年代に入ると低品質なソフトの乱発が消費者離れをもたらし、最大手アタリ社の名前をとって「アタリショック」と呼ばれる業界の崩壊を引き起こした。

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