京大

iPS研で論文不正 図でデータの捏造や改ざん

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所属する助教による論文の不正行為が判明し、記者会見で謝罪する京都大の(左から)山中伸弥iPS細胞研究所所長、湊長博副学長、山本克己副学長=京都市左京区で2018年1月22日午後5時32分、小松雄介撮影
所属する助教による論文の不正行為が判明し、記者会見で謝罪する京都大の(左から)山中伸弥iPS細胞研究所所長、湊長博副学長、山本克己副学長=京都市左京区で2018年1月22日午後5時32分、小松雄介撮影

 京都大(京都市)は22日、京大iPS細胞研究所の山水康平(やまみず・こうへい)・特定拠点助教(36)が昨年2月に発表したヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)に関する論文で、データの捏造(ねつぞう)・改ざんがあったと発表した。論文を構成する図や補足図に計17カ所で捏造と改ざんがあり、論文の主張に沿うよう有利にデータが操作されていたという。京大は論文の撤回を申請しており、今後、関係者の処分を行う予定。他の研究や今後の研究には影響はないとしている。同研究所を含め、京大で論文の捏造が認定されたのは初めてという。

 記者会見した山中伸弥研究所長は「強い後悔、反省をしている。応援いただいている皆様に心よりおわびを申し上げる」と陳謝した。山中所長は、所長を辞任するかどうかの質問に「その可能性も含め、しっかり検討したい」と述べた。

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