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優生思想に「反論」の半生 望まぬ不妊手術受けた女性 故佐々木千津子さん=学芸部・反橋希美

髪を金やピンクに染め、派手な服を好んだ佐々木千津子さん。生前、何度も「子どもがほしい」とこぼし、猫を飼っていた=障害者生活支援センター・てごーす提供

 旧優生保護法(1948~96年)があった時期に不妊手術を強いられ、その怒りを実名を明かして世に訴えた女性が広島にいた。2013年に死去した佐々木千津子さん(享年65)。脳性まひの不自由な体にとらわれず、自由奔放に生きた姿は“劣った人”を排除する「優生思想」への反論そのものだった。近く、旧法により受けた強制不妊手術を違憲として宮城県の女性が国を相手に提訴する。今こそ佐々木さんの半生をたどりたい。

 「年を取れば足が動かなくなるかもしれないし、寝たきりになるかもしれない。でも体がほとんど動かなかった彼女は、あんだけ堂々と胸張って介護受けて生きてた」。昨年11月中旬、紅葉鮮やかな大阪・河内長野の山間部にある古民家。30~60代の男女10人に、ドキュメンタリー映画監督の下之坊修子(しものぼうしゅうこ)さん(67)が語りかけた。

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