TPP11

解体の危機克服、3月署名へ 米通商圧力に対抗

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TPP11の交渉の経緯
TPP11の交渉の経緯

 トランプ米大統領の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)離脱宣言から1年。米国を除くTPP参加11カ国は23日、新たな協定(TPP11)の署名式の開催で合意した。巨大市場を抱える米国の離脱で一時は空中分解の危機に直面したが、日本が主導する形でTPPの枠組み維持にこぎ着けた。妥結の背景には「自国第一主義」を掲げるトランプ政権からの通商圧力に対抗したいとの各国共通の思惑があった。

 「早期署名にはカナダの説得が必要だ」「分かった」。1月5日、安倍晋三首相と電話協議したメキシコのペニャニエト大統領はカナダの説得を承諾した。この電話を境に停滞していた交渉の潮目が変わった。

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