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ヒバクシャ

2018冬/3 「発達劣る」に絶句 長崎の「原爆学級」卒業生 中野陽子さん(71)

中野陽子さん=上入来尚撮影

 昨年末、母校の同窓会から冊子が届いた。長崎市立城山小(旧城山国民学校)に一時置かれた「原爆学級」の卒業生による初の記念文集が完成したのだ。胎内被爆者の中野陽子さん(71)も原稿を寄せた一人だった。

 文集は一昨年、小学校に残る被爆校舎が国史跡に決まったことを受け、同窓会が企画した。爆心地から約500メートル西にある城山小の教職員や児童は計約1400人が犠牲になった。原爆学級は被爆から7年後の1952年、中野さんの入学と同時に、被爆児と非被爆児20人ずつ計40人のクラスを二つ編成した。

 卒業までクラス替えがなかったが、学校生活自体は原爆学級以外のクラスの子たちと変わらず、ごく普通だった。戦後の食うや食わずの時期を6年間共に過ごしたこともあり、文集には「兄弟姉妹のように仲良く学び合った」と無邪気な思い出が記されている。

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