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記者の目

米軍ヘリ事故、学校嫌がらせ 本土の誹謗に沖縄は泣く=遠藤孝康(長崎支局)

市立普天間第二小学校(手前右)と米軍普天間飛行場=沖縄県宜野湾市で、本社機「希望」から

 沖縄で、不時着や部品落下など米軍機による事故やトラブルが続発している。「安全な空がほしい」という沖縄の思いは踏みにじられ、米軍機は事故直後から上空を飛ぶ。そして追い打ちをかけるように沖縄の人々の心を傷つける事態が発生している。誤った認識による誹謗(ひぼう)中傷だ。先月に米軍機から窓が落下する事故があった小学校には「米軍基地ができた後に学校を建てたのに文句を言うな」といった電話が相次いだ。その口ぶりから多くが県外からとみられている。米軍基地を抱え、それゆえに日常的に事故の恐怖にさらされる沖縄。その実情が本土に一向に理解されず、孤立感を深めている。

 昨年12月13日、宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する市立普天間第二小の校庭に、上空を飛行していた米軍大型ヘリコプターCH53Eから窓が落下した。窓は約90センチ四方の金属製の枠がつき、重さは約7・7キロ。児童約60人が体育の授業中で、一番近くにいた児童とは約10メートルの距離だった。児童に大きなけががなかったのは偶然に過ぎない。

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