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草津白根山

水蒸気噴火、予知難しく 次に備え分析急務

山頂付近の捜索に向かう警察官ら=群馬県草津町の草津国際スキー場で2018年1月24日午前10時15分、藤井達也撮影

 草津白根山の本(もと)白根山(群馬県、2171メートル)で起きたのはどんな噴火だったのか。火口の位置や噴石の到達範囲、火砕流の有無などを知ることは、今後の噴火や被害を予測するうえで欠かせない。気象庁は24日、現地調査を予定していたが、吹雪など天候に阻まれ、成果は上がっていない。【飯田和樹】

 3種類ある噴火のうち、今回は水蒸気噴火とみられる。マグマの熱で温められた地下水が水蒸気となって膨張し、火口の岩盤を破って噴き出す現象だ。マグマそのものが噴き出す「マグマ噴火」や、マグマが地下水と接触して水蒸気が急膨張する「マグマ水蒸気噴火」は、マグマの動きが地震や山体膨張という前兆に表れやすい。マグマの動きがそれほどない水蒸気噴火は予知が特に難しい分、一層慎重な警戒が必要だ。

 東京大地震研究所の中田節也教授は、水蒸気噴火について「前兆が弱かったり、前兆が観測されてから間を置かず噴火したりして、予測は難しい。噴火後も観測データが異常を示しても、目視せず噴火の有無を判断するのは難しい」と指摘する。

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