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新社長「成長基盤を」 清水氏昇格発表 逆風下、手腕に期待

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記者会見する日本生命の清水博新社長(右)と筒井義信社長=東京都中央区で2018年1月25日午後3時50分、長谷川直亮撮影
記者会見する日本生命の清水博新社長(右)と筒井義信社長=東京都中央区で2018年1月25日午後3時50分、長谷川直亮撮影

 日本生命保険は25日、清水博取締役専務執行役員(56)が社長に昇格する人事を発表した。筒井義信社長(63)は代表権のある会長に就く。いずれも4月1日付。社長交代は7年ぶりで、資産運用分野に精通する清水氏のもと、超低金利の逆風下で経営の安定を目指す。【松本尚也】

 清水氏は理系出身で、将来のリスクを数理的に分析する専門職「アクチュアリー」の資格を持つ。主に商品開発や企画畑を歩み、2016年から取締役専務執行役員として60兆円を超える資産を運用する部門を統括。超低金利環境の中、国債中心から外債や新興国など成長分野への分散投資を進めてきた。

 生保業界では近年、日銀のマイナス金利政策の影響で保険料の運用収益が悪化。円建て貯蓄型商品の販売を控えるなど逆風にさらされている。筒井氏は後任に清水氏を選んだ理由について「持続的発展には新陳代謝が必要。人口減少や超低金利という転換期のかじ取りを任せるに足る人材だ」と期待を語った。

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