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経済観測

40年前からの伝言=気仙沼ニッティング社長・御手洗瑞子

 先日面白い本を手にした。「土屋耕一がつくったキャッチフレーズ一〇〇」という本だ。コピーライターの土屋耕一氏がつくった広告コピーをまとめており、その多くは1970年代のものである。土屋氏のコピーに加え、それがいつどこの企業からどういうテーマで受けた仕事だったかの解説もあり、興味深い。読み進めていくと現代の旬な課題だと思われているものが、実は40年前から言われていることに気づくことが多々ある。

 例えば「なぜ年齢を聞くの」というコピーが紹介される。75年の伊勢丹のコピーだ。事前に伊勢丹から出されていた方向性は「中年のヤング化」だったという。年の取り方が変化し、近年では「アクティブシニア」という言葉も広がるが、この傾向はこの時にはもう始まっていたようだ。

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