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深呼吸

新幹線 台車破損問題 事故生む組織の「穴」ふさげ=柳田邦男

台車に亀裂が見つかった「のぞみ34号」の13号車(右)=名古屋駅で2017年12月16日(JR東海提供)

 東海道・山陽新幹線「のぞみ」が、高速で走る車体の重量と振動を支える台車に亀裂が入ったまま、3時間も走り続けていたことが明らかになった。この問題は、高い安全性を誇ってきた新幹線にも大事故につながりかねない組織的な落とし穴があったことを露呈したものとして重視する必要がある。

 この事態を生じさせた原因は、二つの領域に分かれる。一つは、鋼鉄製の台車枠に亀裂が入った原因。工学的な分野の問題といえる。もう一つは、乗客を乗せての営業運転中、途中の駅においてや走行中に何度も乗員や車両保守担当者らが異常に気付きながら運転を続けたことだ。これは、いわゆる「ヒューマンエラー」を含むシステムの人間系の問題だ。

 乗員らの気付きは、こうだ。(1)始発駅の博多駅を出て最初の小倉駅を出た直後、7、8号車(台車に亀裂…

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