米国ではサービス価格が驚くほどの上昇を見せている。消費者物価指数における過去10年の累積変化を見てみよう(比較の上でカッコ内に日本の変化率を表記した)。
病院診察代は70%上昇(6%上昇)、上下水道料は69%上昇(7%上昇)、宅配便など配送料は55%上昇(4%上昇)、介護料は37%上昇(7%上昇)、住居家賃は31%上昇(4%下落)だ。
生活コストに直結する品目がこんなにも上昇しているのに、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する米インフレ指標の過去10年の平均は2%に届いていない。なぜなら、家電製品、家具、玩具などモノの価格は米国でも過去10年デフレだったからだ。
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