野中広務さん死去

剛腕、平和追求…党派超えたたえる声

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
自民党総裁選候補の所見発表演説会で橋本派会長の橋本龍太郎元首相(左)とともに席に着く野中広務元幹事長=自民党本部で2003年9月9日、草刈郁夫撮影
自民党総裁選候補の所見発表演説会で橋本派会長の橋本龍太郎元首相(左)とともに席に着く野中広務元幹事長=自民党本部で2003年9月9日、草刈郁夫撮影

 野中広務元官房長官の訃報が伝わった26日、与野党から悼む声が相次いだ。野中氏が政争で見せた「剛腕」と、「平和」を追求し「弱者」に寄り添った政治姿勢は党派を超えて後進に影響を与えた。

 野中氏とともに竹下登元首相に師事し、竹下派分裂でたもとを分かった自由党の小沢一郎共同代表は「考え方や政治的な立場は異なったが、政治的手腕・力量には他の追随を許さないものがあり、同じ政治家としていつも感服していた」とのコメントを出した。

 小渕恵三政権の1999年、野中氏は自由党、公明党との連立を進めた。公明党の太田昭宏前代表は「今の自公政権がある一番の源に野中先生の熱心な行動があった。沖縄への配慮、日中関係にも尽力され、非常に『心』を感じる人だった」。

この記事は有料記事です。

残り528文字(全文847文字)

あわせて読みたい

注目の特集