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第94回センバツ高校野球

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「久しぶり、うれしい」慶応9年ぶり

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センバツ出場が決まり喜ぶ慶応の選手たち=横浜市港北区の同校で2018年1月26日午後3時26分、竹内紀臣撮影 拡大
センバツ出場が決まり喜ぶ慶応の選手たち=横浜市港北区の同校で2018年1月26日午後3時26分、竹内紀臣撮影

第90回記念選抜高校野球大会出場校決定(26日)

 文武両道の伝統校が9年ぶりに甲子園の土を踏む。1888年創部で出場36校中最も長い歴史がある慶応(神奈川)に2009年以来9回目のセンバツ出場の吉報が届き、野球部員は「久しぶりの甲子園でとてもうれしい」と喜んだ。

 慶応幼稚舎(小学校)教諭の森林貴彦監督(44)が率いるチームは、昨秋の関東大会準々決勝で1点差の接戦を制するなど、エース左腕・生井惇己投手(2年)を軸に粘り強く守り勝つ野球でセンバツ切符をつかんだ。

 夏は1916年に初出場初優勝をしているが、春は2度の8強が最高。センバツ制覇はOBにとっても悲願だ。創部130年、新制高校となって70年の節目の年に挑む春夏通算26回目の大舞台。2015年秋まで約25年間チームを率いた上田誠前監督(60)は「選手たちは苦しい試合をものにしながら徐々に力をつけてきた。8強の壁を破ってほしい」とエールを送る。

 09年センバツに遊撃手として出場した東芝野球部の佐藤旭さん(25)=侍ジャパン社会人日本代表主将=は「怖い者知らずだからできることもある。思い切りプレーしてほしい」と激励した。【中村紬葵】

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