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第94回センバツ高校野球

2022年に開催される第94回選抜高校野球大会の特集サイトです。1月28日の選考委員会もライブ配信します。

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「優勝旗持ち帰って」静岡高2年連続

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センバツ出場が決まり、飛び上がり喜ぶ静岡の選手たち=静岡市葵区で2018年1月26日午後3時39分、武市公孝撮影 拡大
センバツ出場が決まり、飛び上がり喜ぶ静岡の選手たち=静岡市葵区で2018年1月26日午後3時39分、武市公孝撮影

 第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の選考委員会が26日、毎日新聞大阪本社で開かれ、東海地区代表として静岡高が選ばれた。センバツは2年連続17回目で、甲子園出場は春夏通じて41回目。県内からは、ナインへの期待とともに激励の声が多く寄せられた。組み合わせ抽選は3月16日にあり、阪神甲子園球場で同23日に開幕する。

 静高校長室の電話が鳴ったのは午後3時19分ごろ。受話器を取った志村剛和校長は、センバツ出場決定の知らせに、「ありがとうございます。喜んでお受けいたします」と、かみ締めるように答えた。電話を切ると、ほっとしたような笑みを浮かべ、グラウンドで吉報を待つ選手たちの元へ。詰めかけたOBや保護者らからも大きな拍手が起きた。

 志村校長は真剣な表情で耳を傾ける選手たちを前に「第90回の選抜高校野球大会への出場が決まりました」と報告。「期待を背負っての道のりは大変だと思いますが、しっかり準備して大会に臨み、球児の憧れである甲子園を楽しんでくるように」と激励した。

 胴上げのために栗林俊輔監督が歩み寄ると、選手たちから笑みがこぼれた。胴上げが始まると選手たちは歓声を上げて甲子園出場を喜んだ。

 加茂翔太二塁手(2年)の母静子さん(49)は「小学校の時からの憧れだった甲子園を本当につかんだ。目の前で見て、本当に選ばれたんだと思った」と話した。村松開人遊撃手(2年)の父、宏明さん(49)は「仕事を半日で切り上げて駆けつけた。『昨年は上級生に連れてきてもらったから、今年は自分たちでセンバツを決める』と話していた。有言実行してくれた」と目を細めた。

 静高OBの服部勇さん(70)はかつて野球部で使われていた横断幕を再利用して作った旗を手に激励。「まさに春がきたと言う感じ」とセンバツに向け期待をふくらませた。

 また、OBでプロ野球・楽天の堀内謙伍選手も「自分が出場した時の、ベスト8という記録を、後輩の皆さんには超えてほしいと思います。優勝旗を静岡県へ持ち帰ることができるよう頑張ってください」とのコメントを出し、快挙を祝った。【大谷和佳子、竹田直人、松岡大地】

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