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第94回センバツ高校野球

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駒大苫小牧、目標は「優勝」 快進撃目指す

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センバツ出場を決め、雪が積もったグラウンドを笑顔で駆ける駒大苫小牧の選手たち=苫小牧市で2018年1月26日、竹内幹撮影 拡大
センバツ出場を決め、雪が積もったグラウンドを笑顔で駆ける駒大苫小牧の選手たち=苫小牧市で2018年1月26日、竹内幹撮影

 26日に開かれた第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の選考委員会で、北海道から駒大苫小牧(苫小牧市)の出場が決まり、選手たちは歓喜の声を上げて活躍を誓った。駒苫ナインは「優勝」を目標に掲げ、大舞台での快進撃を目指す。

 午後3時4分、校長室の電話のベルが響いた。張り詰めた空気のなか、緊張した面持ちで笹嶋清治校長が受話器を取り「ありがとうございます。謹んでお受けいたします」と返答。待機していた報道陣に「決まりました」と笑顔で報告した。

 約40分後、グラウンドや室内練習場で練習に励んでいた部員たちが集合。佐々木孝介監督や3年生が見守るなか、笹嶋校長が選手たちに「全国の高校野球ファンや駒大苫小牧ファンに立派な姿を見せられるよう、精進してください」と激励して大槻龍城主将(2年)と固く握手を交わした。部員たちは表情を引き締めながらも、写真撮影で「よーし!」と歓声を上げるなど喜びの表情を見せた。

 2004、05年と夏の甲子園を連覇した駒大苫小牧。大槻主将は「さらにレベルアップを目指し、日本一という目標を成し遂げたい」と夢舞台での活躍を誓った。

 エースの大西海翔投手(2年)は「うれしい。やっと正式に決まったなという思い。一戦一戦を全力で戦う」と表情を引き締めた。昨夏の南北海道大会にも登板した鈴木雄也投手(2年)は「甲子園のマウンドで、夏にはできなかった強気の投球をしたい」と意気込んだ。【源馬のぞみ、福島英博】

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