センバツ伊万里　気を引き締め課題確認　／佐賀

　２１世紀枠で県勢として１１年ぶりのセンバツ出場を決めた伊万里ナインは吉報から一夜明けた２７日、気を引き締めて練習に励んだ。限られた時間の中、選手たちは夢の舞台に向けてそれぞれの課題を確認した。

　この日は約３時間半、グラウンドで紅白戦を中心に、守備や打撃練習、走り込みをした。犬塚晃海主将（２年）は「センバツ出場が決まってチームのモチベーションが上がっている。大会までの２カ月で体を作って全国で戦えるレベルまで持っていきたい」と話した。

　末吉竜也選手（同）の弟・恵大さん（７）と共に練習を見守った父、建作さん（４６）は「甲子園で息子のプレーが見られると思うと感動しかない。一日一日を大切にして頑張ってほしい」と目を細めた。【池田美欧】