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今週の本棚・新刊

『戦国大名の危機管理』=黒田基樹・著

 (角川ソフィア文庫・907円)

 戦争や飢饉(ききん)など、戦国大名は常に危機にさらされていた。どう乗り越えようとしたのか。後北条氏、ことに三代目の氏康に注目して再現した。

 この時代の関東といえば、読者は北条と上杉、武田が争う「三国志」のような世界、激しい合戦を想像しがちだ。一方で領民は疲弊しており、大名といえども理不尽に搾取し続けることはできなかった。村がつぶれてしまったり、領民が他国に逃げて…

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