- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
(角川ソフィア文庫・907円)
戦争や飢饉(ききん)など、戦国大名は常に危機にさらされていた。どう乗り越えようとしたのか。後北条氏、ことに三代目の氏康に注目して再現した。
この時代の関東といえば、読者は北条と上杉、武田が争う「三国志」のような世界、激しい合戦を想像しがちだ。一方で領民は疲弊しており、大名といえども理不尽に搾取し続けることはできなかった。村がつぶれてしまったり、領民が他国に逃げて…
この記事は有料記事です。
残り300文字(全文499文字)