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記者ノート

テストで測れる力

 大阪府が独自に実施している統一テスト「中学生チャレンジテスト」が教育現場で波紋を広げている。

 テスト結果は、高校入試で使う内申点を計算する際の基になる各教科の5段階評定に反映される。テストが本格実施された2015年度以降の実態を府教委に取材したところ、学校が一度付けた評定が1回のテストで覆った生徒が、年間延べ2万人にも達していた。「1」から「5」に修正されたり、逆に3段階も下がったりした極端な例もあった。

 府教委はテストの目的について、内申点を相対評価から絶対評価に変えたのに伴い、学校間で評価基準がばらつかないようにするためだと説明する。だが、そこには生徒の学習意欲や授業に取り組む姿勢、集団生活で培うコミュニケーション能力などは反映されない。学校現場や保護者からは、生徒と日々向き合う教員の判断よりもテスト結果が優先される仕組みを危惧する声も聞かれる。

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