昨年末にネットで公開された、四国遍路のPR映画「お遍路ガール~四国88サイクリング~」。東京での生活に息苦しさを覚えた女性が、古里の四国で人々と交流しながらロードバイクで遍路を巡り、素顔の自分と向き合うストーリーだ。「自転車の遍路は人と触れ合う余白がある」。監督・撮影を担当した桜井翔太さん(29)は話す。
私も2011年の夏、趣味のロードバイクで遍路を始めた。その春に東京に異動し、いきなり福島原発の事故を取材。ふと日常を投げ出したくなり、四国へ渡った。無心にペダルをこぎ、たどり着いた寺で手を合わせた。おにぎり、お茶、みかん--たくさんのお接待をいただいた。名も知らない地元の人々の優しさは忘れられない。
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