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漆黒を照らす

/53 アフガン支援23年・西垣敬子さん 終戦時の記憶、現地に重ね /大阪

イランに語学留学した西垣敬子さん(右)と20代のルームメート=2017年11月撮影、西垣さん提供

 私はこれまでたくさんのすごい人を見てきた。その中でも飛びぬけているのが西垣敬子さんだ。兵庫県宝塚市在住、82歳。宝塚アフガニスタン友好協会の代表として、23年間で現地に42回通い、女性や子どもたちを中心とした支援活動を行ってきた。

 西垣さんを知ったのは18年前、関西でのある報告会だった。当時のアフガニスタンはタリバン政権下。女性の教育は禁じられ、住民がひそかにつくった隠れ学校で読み書きを習う女児もいた。勉強を教える女性たちの給料を支えるために、西垣さんは日本で寄付を集めていた。

 2001年、米軍主導の有志連合がアフガンを攻撃、タリバン政権は崩壊した。取材でカブールに入った私は、現地入りしていた西垣さんと数週間、同じ民家に滞在した。戦闘でライフラインが破壊された家には電気や水もなかった。夜、懐中電灯のあかりのなか、話を聞いた。内戦で片足を失った少女の義足支援をしていた西垣さんは、少女の写真を見せながら「私のことを母親のように慕ってくれるのがうれしい」とほほ笑んだ。

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