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新年に立てた目標、覚えてる? 意志の弱い人でも今年の目標を達成できる「じぶん会議」という方法(GetNavi web)

情報提供:GetNavi web

連載コラム「自分会議のススメ」 第1回:新年に立てた目標を忘れないために「じぶん会議」の導入を

 

新年に立てた2018年の目標をあなたは覚えていますか? 一説によると、人は1月2週目までには約8割の人が「忘れ」、さらに2月2週目までには約8割の人が「諦める」そうです。いつも目標を立てた時にはモチベーションが上がってホットな状態なのに、あの“熱量”はどこへいったのでしょうか? 毎日の忙しい日々に戻ると、すぐに意識が薄れていくのでしょう。

 

ここで問題なのは、モチベーションの力だけで目標達成まで頑張ろうとしてしまうことです。モチベーションは英語やダイエットと同じで上がったら必ず下がり、リバウンドします。永久にモチベーションが右肩上がりになる人はいません。モチベーションは下がることを前提に下がらない「仕組み」をつくっておくことが求められます。仕組みをつくっておくことで、モチベーションに頼らずに自動的に継続できるようになるからです。

 

おすすめしている仕組みが、「じぶん会議」という手法です。「じぶん会議」とは、1人きりになって自分と向き合い、目標の確認や新たな決断、行動策を考え、メモやノートに書き出す時間のことをいいます。毎日10分でもいいので、1人になって思考を整理する時間を持つことで、目標達成へのモチベーション継続や具体的なアクション事項が常に明確になります。「じぶん会議」の時間をスケジュール帳に書き込み、カフェなど心地よい自分だけの“聖地”を決めてノートやメモを持ち込めば、あとはひたすら頭にあることを書きなぐるだけです。

 

私たちはいま、驚くほどスピードがはやい時代の変化の真っただなかにいます。せっかく新年に立てた目標は横において、目の前の仕事で何から手をつけるべきか頭がゴチャゴチャに。老後のお金はどうすべきか? 残業は簡単に減らず、家庭との時間のバランスはどうすべきか? 仕事もお金も家庭も、じっくりと考えたいのに、考えるゆとりがない毎日。このままでは、ただ忙しいだけの毎日から抜け出すことはできません。そうこうしているうちに、あっという間に2018年は終わりに近づきます。

 

そこで、自分の日常生活のなかに、「じぶん会議(思考の整理)」の時間を確保し、2018年の目標達成のための整理を行います。世界一の億万長者ビル・ゲイツ氏(マイクロソフト創業者)にいたっては2週間も、そのゲイツ氏と億万長者で1位の座を争うジェフ・ベゾス氏(Amazon創業者)は四半期末になると数日間、ほとんど誰とも連絡をとらず1人きりで思考の整理をするほどだそうです。

 

「じぶん会議」には3つの初期設定が大切

「じぶん会議」という目標達成のための仕組みづくりは、3つの“初期設定”が必要です。なんとなく、時間ができれば目標について考えよう、達成に向けて動いてみるかという意識では先延ばしのリスクがあります。はじめに“型”をつくっておくことが肝心です。

 

「1.When(時)いつやるか、2.Where(場所)どこでやるか、3.What(議題)何を考え整理するか」の3つです。

 

「1.When(時)」の時間の確保は、気軽に始められる10分だけ確保することから始めます。つい触ってしまうスマホやSNSを少しだけやめてみる、仕事の際にタイマーを合わせて10分だけ前倒ししてみるなど、小さな工夫で自分に10分間のアポイントをとってください。その10分は1か月分を先にスケジュール帳に記述しておき、思い出したときではなく日常生活の正規スケジュールとして事前に組み込みんでおきます。「じぶん会議」という名称でスケジュールに書き込むことがコツです。「~会議」という言葉の響きが緊張感を高めて優先順位を上げるのです。出勤前、昼休み、移動中、帰宅前、就寝前など10分であれば細切れ時間にも活用ができます。

 

「2.Where(場所)」は、“非日常”がコンセプトです。会社のデスクや自宅ではなく、自分にとって心地がよく日常とは雰囲気が異なる場所です。私はオフィス街にある昭和風の喫茶店を利用します。ほどよい静けさとおいしいコーヒーを飲みながら自分と向き合います。私のクライアントには深夜のファミレス、神社の境内なんていうツワモノもいます。

 

最後に「3.What(議題)」についてです。2018年の展望を「自分視点、長期視点、やりたい視点」という3つで、最近関心があること、じっくりと考えてみたいことなど何でもOKです。キャリア、事業展開、お金、家庭などそのテーマは問いません。目標の確認、達成までの道のりなど自分がイメージする最高の2018年をノートやメモに書き出てみましょう。書くという行為は新たな発想を誘発し、また頭のなかを「見える化」することで客観視できる効果が見込めます。お気に入りのノートやメモと文房具を準備すれば、気持ちもポジティブに整理されていくことでしょう。私は方眼ノートとお気に入りの万年筆を使うことを定番にしています。

 

ここまでお話ししてきたように、「じぶん会議」の仕組み(習慣)を日常生活の中に取り入れることは、決して多忙な毎日に埋没することなく、目標までの道筋を絶えず明確にしてくれます。次回は2018年の目標の適切な立て方、バージョンアップの方法についてご紹介したいと思います。

 

【著者Profile】

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鈴木 進介(すずき・しんすけ)

思考の整理家。経営コンサルタント・(株)コンパス代表取締役。1974年生まれ。思考の整理術を使った問題解決支援という独自の手法をとる。25歳で起業後、「経歴なし・金なし・人脈なし・ノウハウなし」の4重苦からスタートしたため、3年以上まともに給与が取れずに挫折続きの生活を送る。その後、思考を整理すれば問題の9割が解決していることに気づき、思考の整理術に開眼。以来、10年以上にわたり研究を独自に重ねて体系化。近年は「思考の整理家」として講演活動や人材教育などにも力を入れている。

http://www.suzukishinsuke.com/

[近著]

「1日10分 「じぶん会議」のすすめ」(WAVE出版)
http://www.wave-publishers.co.jp/np/isbn/9784866210254/

「1分で仕事を片づける技術」(あさ出版)
http://www.asa21.com/book/b325627.html

 

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