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第103回全国高校野球選手権

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青侍の挑戦

センバツ・近江 第1部・新チームの軌跡/中 絶対に負けられない 近畿4強かけライバルと対戦 /滋賀

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秋季近畿大会の彦根東との準々決勝で先制本塁打を放ちハイタッチをする近江の山田竜明選手(左)=大阪市此花区の大阪シティ信金スタジアムで2017年11月3日、小西雄介撮影 拡大
秋季近畿大会の彦根東との準々決勝で先制本塁打を放ちハイタッチをする近江の山田竜明選手(左)=大阪市此花区の大阪シティ信金スタジアムで2017年11月3日、小西雄介撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

 昨年9月中旬に開幕した秋季県大会。2回戦から登場した近江は初戦に勝利した。3回戦の相手は昨年、一昨年のセンバツに連続出場していた滋賀学園。近江は前年の秋季県大会決勝で延長14回、サヨナラ負けを喫していた。

 試合は1点を取っては返されるシーソーゲーム。五回表に相手の4番打者に本塁打を浴びて1点勝ち越される。しかし、直後の五回裏、安打と敵失などで2点を加え、代打で出場した見市智哉選手(1年)の適時打などで一気に突き放し、9-4で勝利した。

 その後は膳所と近江兄弟社を降し、決勝では強打の比叡山を相手に林優樹投手(1年)と金城登耶投手(2年)の継投で7-2で勝ち、優勝した。

 滋賀1位で乗り込んだ近畿大会。10月30日の初戦では日高中津(和歌山2位)を相手に初回から打撃陣が6点を先取。林投手も5回被安打3無失点の好投で快勝した。一方、次戦の相手が決まる同日の試合では滋賀3位の彦根東が明石商(兵庫1位)に競り勝った。

 センバツには近畿地区から6校が選出されるため、16チーム出場の近畿大会で2勝して4強入りすれば出場がグッと近づく。「あと1勝」。近畿4強をかける準々決勝の相手は県大会で対戦のなかった彦根東。昨夏の滋賀大会決勝で先輩たちが負けたライバルでもある。一回裏、先頭打者の瀬川将季選手(2年)が安打で出たが、相手捕手からのけん制球でアウトにされた。「絶対に負けられない相手。向こうもそう思っている」と感じた。

 二回裏、山田竜明選手(2年)が彦根東の主戦、増居翔太投手(2年)から左翼に本塁打を放って先制。三回にも1点を加えて2-0とした。

 四回の守備。先頭打者に安打、その後に盗塁を許し無死二塁のピンチを招く。続く打者に左前打を許し、走者が一気に本塁へ突入するが、住谷湧也選手(1年)が好返球で本塁で補殺した。1死一塁から左翼線二塁打を浴びるが、住谷選手と中尾雄斗主将(2年)の連携プレーで再び本塁でアウトに。さらに次の打者が左翼線に放った強烈な打球を住谷選手がダイビングキャッチし、無失点で切り抜けた。

 しかし、次の回の守備で近江は逆転を許すことになる。【小西雄介】


 対戦成績

【公式戦】

  4-1 草津

  9-4 滋賀学園

  3-1 膳所

 10-1 近江兄弟社

  7-2 比叡山

 10-0 日高中津

  4-3 彦根東

▲ 0-5 大阪桐蔭

【非公式戦】

  5-3 名古屋経済大市邨

  7-3 名古屋経済大市邨

  1-0 飾磨工

 17-0 飾磨工

  9-4 大阪学院

  5-3 宇部鴻城

  5-1 愛知成章

 11-2 愛知成章

▲ 0-6 東邦

 10-4 須磨学園

  4-3 草津東

  5-3 草津東

  9-2 西城陽

  1-0 東山

  3-0 大体大浪商

  2-1 大体大浪商

 11-1 岡谷工

 18-2 岡谷工

  7-2 京都共栄

  7-2 上宮太子

  9-2 開成

  9-1 開成

  6-5 国士舘

  6-4 国士舘

 10-1 金光大阪

  4-3 金光大阪

△ 1-1 大垣日大

  2-0 大垣日大

  2-1 大垣南

  1-0 加納

  4-3 栄徳

 11-1 豊田西

  8-2 大垣工

 12-3 大垣工

 19-0 三重水産

  7-0 松阪

▲9-15 三重

▲ 1-4 三重

  4-0 東大津

  6-1 聖隷クリストファー

 13-4 聖隷クリストファー

  5-2 箕面学園

  8-0 箕面学園

  2-0 聖隷クリストファー

  4-1 聖隷クリストファー

△ 2-2 豊川

  4-2 豊川

 55試合49勝4敗2分け

 (昨年11月26日まで。▲は敗戦、△は引き分け)

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