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「つえ屋」社長 坂野寛さん 「本当に欲しい1本」追求 難病きっかけ、真の専門店へ脱皮 /京都

 見えなくなって、見えたものがあった--。

 京都市中京区に本店を置くつえ専門店「つえ屋」社長、坂野寛(ゆたか)さん(58)は、開業から約11年で13店舗を全国展開するまでに成長したわけをこう分析する。急激に視力が低下する難病を発病した経験から、「お客が本当に欲しい1本がある店」を追い求めるようになった。取り扱うつえが約9000種類、18万本となった現在も、新商品の開発を続けている。

 だれもやってない商売を始めようと2006年9月、「全国初のつえ専門店」として丸太町本店をオープンした。高齢化社会を見据えた将来性のある事業とにらんだが、売り上げは月50万円ほど。仕入れに回せる資金はわずかで、客には「専門店といっても、大したことないな」と軽んじられた。悔しさから、高級なつえを中心に次々と仕入れた。「当時は何も理念がなかった。ただ売れさえすればいいと思っていた」と振り返る。

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