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(カットは直筆)
寒い日が続いているが、プロ野球の春のキャンプが始まり、球春を迎える。今ごろ、選手たちは楽しみや不安などさまざまな思いを抱えていると思う。どの年齢になってもキャンプは大事なものだが、特に2年目のキャンプはその後のプロ野球人生を左右するものになる。
新人の時は、全員そろっての合同自主トレーニングからの流れでキャンプに入っていける。まだ、何も分からない中でメニューについていくだけで時間が過ぎ、コーチやトレーナーたちもオーバーペースにならないように目を光らせてくれる。だが、2年目になるとそうはいかず、甘えは許されない。
1年目に活躍した人、活躍できなかった人で考え方は違うが、いかに自分の課題を見つけて、それに取り組めるかが重要になる。活躍した選手は、プロの世界で思うようなプレーができたという錯覚に陥っているかもしれないし、前のシーズンの目に見えない疲れでキャンプに入っても体が動かないかもしれない。逆に活躍できなかった人は、自分の課題をきちんと見つけられるか。2年目のキャンプには差が出るポイントがある。あくまでも…
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