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ミレニアムの球児たち

センバツ90/4 中央学院・2年 大谷拓海投手 クールに磨く二刀流

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=渡部直樹撮影 拡大
=渡部直樹撮影

 エースで4番の投打の柱。右腕としては最速145キロの直球で厳しいコースを突き、左打者としては逆方向に飛ばせる長距離打者だ。「二刀流」での活躍は同じ名字の米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平を思い起こさせるが、憧れは「特にない」とクールだ。

 投手として参考にしているのはドジャースからフリーエージェントとなったダルビッシュ有。右スリークオーターからコーナーを突く攻めの投球が持ち味で、「打者の立ち位置や構えたバットの高さを見て、投げる球種を決める」という。

 昨秋の関東大会初戦の相手は夏の甲子園を制した花咲徳栄(埼玉)。3点リードの九回無死一、二塁、4番を迎えたが真っ向勝負。2ボールからの3球目で左飛に打ち取り、後続も抑えて完投してみせた。

 打者としてのお手本は柳田悠岐(ソフトバンク)。明治神宮大会初戦の明徳義塾(高知)戦では、相手のエース・市川の直球を左翼席に突き刺さる2ランとし、パンチ力を見せつけた。普段の性格は物静かだが、観客が多ければ多いほど力が増すのだという。

 練習は投手6割、打者4割だというが、「どっちも好きなので頑張っていきたい」と意欲的。打撃が少ないと思えば素振りをし、投球が少なければシャドーピッチングをするなどバランスを意識している。

 相馬幸樹監督は「まだ発展途上。のびしろはある」とさらなる成長を期待。大舞台で、二刀流に磨きをかける。【長田舞子】=つづく

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