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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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旧優生保護法

不妊手術提訴 「優生思想残っている」 支援者ら国へ怒り

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旧優生保護法の下で強制された不妊手術について国に損害賠償を求めた訴訟を巡り会見する弁護士ら=仙台市青葉区で2018年1月30日午前10時58分、喜屋武真之介撮影
旧優生保護法の下で強制された不妊手術について国に損害賠償を求めた訴訟を巡り会見する弁護士ら=仙台市青葉区で2018年1月30日午前10時58分、喜屋武真之介撮影

 「多くの被害者や家族がこの国のどこかで孤立している。勇気を出して声を上げて」--。旧優生保護法の下で強制不妊手術を受けた宮城県の60代女性が30日、仙台地裁に起こした全国初の国家賠償請求訴訟。女性の家族や支援者らは提訴後の記者会見でそう呼びかけた。また、救済措置を講じていない国への不満や怒りをあらわにした一方で、当事者たちが声を上げる難しさも指摘した。【遠藤大志、鈴木一也】

 「苦しんで、ひた隠しにして生きてきた。今でも(社会の中に)優生思想が残っていると感じている。だからここまで来ました」。提訴後の原告側会見で、女性の代理として出席した義理の姉は、提訴にまで至った苦しい胸の内を明かした。

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