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安保法訴訟

現職自衛官の訴え、東京高裁が審理差し戻し

 安全保障関連法に基づく防衛出動は憲法違反だとして、現職の陸上自衛官が国を相手取り、出動命令に従う義務がないことの確認を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(杉原則彦裁判長)は31日、訴えを却下した1審・東京地裁判決(昨年3月)を取り消し、審理を東京地裁に差し戻した。

 安保法を巡る訴訟で現職自衛官の訴えの利益を認め、裁判を起こせるとした判断は初めてとみられる。

 1審は「原告の部隊に出動命令が出る具体的な可能性があるとは言えず、訴える利益がない」と指摘。提訴自体が不適法だとして、裁判で争うことはできないとの判断を示していた。【近松仁太郎】

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