諫干営農者

野鳥の食害被害で提訴 開門反対派から離脱へ

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 国営諫早湾干拓事業(長崎県、諫干)の干拓営農者の農業生産法人2社が30日、野鳥による農産物の食害などの被害を受けたとして、農地の貸主の県農業振興公社と事業主体の国、県を相手に200万円の損害賠償を求め長崎地裁に提訴した。営農者による公社などへの賠償請求訴訟は初めて。2社は公社などとともに諫干の開門差し止め訴訟の原告だったが、近く訴えを取り下げ開門反対派から離脱すると表明した。

 提訴したのは、いずれも長崎県内のマツオファーム(松尾公春社長)とグリーンファーム(勝田考政社長)。諫干が完成した2008年から営農している。訴状などによると、2社は今年1月、計約4ヘクタールの農地でレタスやブロッコリーなどをカモに食い荒らされ計約4000万円の被害が出た。諫干で潮受け堤防内側にできた淡水の調整池にカモが多数飛来するようになったが、公社や国が食害対策を怠ったとして被害額の一部を請求…

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