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しあわせのトンボ

歌詞の力=近藤勝重

 原稿を書いていて、あれ、歌の文句と同じだな、と時に思うことがある。たいていが昭和歌謡のヒット曲で、そんな体験をすると、昭和歌謡ブームも歌詞の力が大きいのでは、と改めて思う。とりわけ深い心の動きを風景や時間の流れとともに描いた作詞には感じ入る。音と詞の相乗効果もあってか、そこに映像さえ見せてくれる歌もあるほどだ。

 自らも作詞した演出家の久世光彦氏の著書「歌が街を照らした時代」に「どうしてみんな、こんなに上手(うま)いのでしょう」と「さざんかの宿」(吉岡治作詞、市川昭介作曲)の<くもりガラスを手で拭いて/あなた明日が見えますか>や「ジョニィへの伝言」(阿久悠作詞、都倉俊一作曲)の<友だちなら/そこのところ/うまく伝えて>といった歌詞が何曲か紹介されていた。いいなあ、とぼくも思っていた歌ばかりだった。

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