センバツ伊万里　出場報告、健闘誓う　全校生徒に決意　「一つでも多く立つ姿を」　／佐賀

　春のセンバツに２１世紀枠で出場する伊万里の野球部員が３１日、伊万里市の同校で全校生徒に出場を報告した。犬塚晃海（てるみ）主将（２年）は「一つでも多く伊万里高校野球部が甲子園に立つ姿を見せることができれば」と決意を述べた。

　生徒約６００人が体育館に集まり、マネジャー５人を含む野球部員３６人が入場した。犬塚加代子校長は「創立１０２年目で初めての甲子園出場となり、とてもうれしく思っている。しっかり頑張って活躍してほしい」と激励。犬塚主将が「地域の皆さんや生徒、保護者、先生方、全員の支えがあってこその甲子園。これからも応援よろしくお願いします」と感謝の言葉を述べると、生徒の間から拍手があがった。

　３年の岩渕宥斗さん（１８）は「当日は甲子園に応援に行く。まず１勝して甲子園で伊万里の校歌を聴かせてほしい」とエールを送った。【池田美欧】