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ミニ論点

トランプ氏 一般教書演説 渡辺靖・慶応大教授/中林美恵子・早稲田大教授

渡辺靖・慶応大学教授=東京都千代田区で2016年11月9日、丸山博撮影

 トランプ米大統領は30日、一般教書演説で「安全で強い、誇りある米国の建設」をテーマに「新しい米国の時代」をアピールした。演説で注目すべきポイントはどこか。米国専門家2氏に聞いた。

「国内融和」演出に努力 慶応大(米国研究) 渡辺靖教授

 今回の一般教書演説では経済分野を中心にして、前向きのメッセージを送り、分断が深まる社会を融和しようと演出していた。途中で紹介するゲストには、トランプ政権に批判的な黒人や女性を招くような努力も見られた。トランプ大統領自身も落ち着いて演説に臨み、情け深い国父のように振る舞っていた。

 しかし後半の移民問題になると、不法移民がもたらす脅威や恐怖を取り上げ、国内融和を訴えた点が気になった。トランプ氏は1年前の就任演説でも、昨年2月の議会演説でも、国内融和を訴えていた。ところが翌日になると、問題を起こすようなツイートをして別人格に戻ってしまう。このパターンを繰り返してきたから、今回の演説も白々しく感じられた。逆に言えば、場面場面でパフォーマンスを変えていき、原理原則のないトランプ氏…

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