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週刊テレビ評

大河ドラマ「西郷どん」 西田敏行、ナレーションも名演技=ペリー荻野

 NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」は、西田敏行の語りが楽しい。

 子供時代が描かれた第1回では、小吉(のちの西郷隆盛、渡辺蒼)がけがで刀を握れなくなるエピソードが描かれた。一度は絶望したものの、島津斉彬(渡辺謙)と出会ったことで、なんとか前向きになった小吉に、ナレーターの西田は「こよいはここらでよかろうかい。西郷どん、チェスト! きばれ!」と締めくくった。第2話では、貧しい農民の娘ふきが売られるのを止めることもできず、涙する西郷(鈴木亮平)に「こよいは……」の決まり文句の後、「西郷どん、まだまだじゃ。もちっときばれ。チェスト! きばれ!」。

 大河ドラマで、登場人物にこれほど親しげに語り掛けるナレーターがいただろうか? それはもちろん過去に…

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