ヤマトヤシキ

姫路店 閉店セール始まる 方針説明なく /兵庫

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ヤマトヤシキ姫路店の閉店セール開始と同時に、続々と入店する買い物客ら=兵庫県姫路市二階町で、幸長由子撮影
ヤマトヤシキ姫路店の閉店セール開始と同時に、続々と入店する買い物客ら=兵庫県姫路市二階町で、幸長由子撮影

 2月末で閉店する姫路市二階町の百貨店「ヤマトヤシキ姫路店」で1日、閉店セールが始まった。経営再建中のヤマトヤシキは、閉店後の具体的な方針を正式に表明していない。姫路で創業111年の歴史を誇る老舗の閉店へのカウントダウンが始まった。

 ヤマトヤシキは2015年、私的整理手続き「事業再生ADR」に踏切り、投資ファンド「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」の下で経営再建を進めている。昨年12月29日、加古川店を残し、姫路店を閉店する、と発表した。姫路店は建て替える方針。しかし、建て替えの時期や建て替え後に施設をどう運用するかなどについて、同社は明確な説明をしていない。中心市街地の結節点にある施設だけに、周辺商店主らも困惑している。

 閉店セール初日のこの日、午前10時の開店前には、セール品目当ての買い物客約500人が列を作った。近くに住む主婦(77)は「ヤマトヤシキで買った贈答品なら、良いものだと思ってもらえるので、重宝していた。不便になります」と残念そう。一方で、夫婦で来たという市内在住の男性(69)は「駅前の商業施設や郊外のスーパーマーケットが充実していて、5年前ごろからヤマトヤシキにあまり来なくなった。価格が高く、欲し…

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