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日銀

「指し値オペ」7カ月ぶり

江戸時代の金座の跡に建つ日本銀行本店

 日銀は2日、長期金利の上昇を抑えるため、指定した利回り(価格)で国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」の実施を通知した。指し値オペの実施は昨年7月7日以来、約7カ月ぶりで、2016年9月の導入以来、4回目となる。

     指し値オペの対象は「残存期間5年超10年以下」の国債で、利回り0.110%で無制限の買い入れを行った。併せて金融緩和の一環として定期的に行っている長期国債の買い入れ額も、「5年超10年以下」の国債について、前回から400億円増やし4500億円とした。指し値オペの通知後、債券市場で長期金利は低下(国債価格は上昇)し、指標となる新発10年物国債利回りは、前日終値の0.095%から0.085%に低下した。

     日銀はデフレ脱却に向け、16年9月に長期金利を0%程度に誘導する政策を開始。指し値オペはこの際に、長期金利の抑制手段として新たに導入した。債券市場では1月上旬以降、景気回復を背景とする日銀の金融緩和縮小観測などから長期金利が上昇傾向にあり、1日の取引では米国の長期金利上昇に伴って、日本の長期金利も大幅に上昇していた。【宮川裕章】

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