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京大と阪大入試ミス

高校授業とギャップ 大学教員

昨年2月に実施した一般入試の物理の問題で出題ミスがあり、記者会見で頭を下げる京都大の北野正雄副学長(左)=京都市左京区で2018年2月1日、小松雄介撮影

 京都大と大阪大の入試で見つかった物理の出題ミスは、いずれも音の伝わり方に関する問題だ。音波は波の性質の解釈が複数あるため、正解が一つとなる問いを作るには、波の性質などの条件を問題文などで明示する必要がある。こうした説明があいまいだったことが、今回の問題を招いた。

 大阪府内の高校で理科を教える教員は「出題内容に無理があったわけではない。ただ、条件設定が足りなかった」と解説する。京大も記者会見で「条件設定できていなかった」と同様の説明をした。

 大学の教員は自らの研究分野について高い専門性を備える一方、高校での学習内容を細かく把握しているわけではない。物理学が専門のある大学教授は今回のミスについて、「受験生が高校までに教科書などで学んできたレベルで条件設定をするべきだ。受験生がどう思考するかを配慮していないのではないか」と作問した京大側の不備を指摘した。一方で「問題文で細かく条件を示すと、結果的に答えを書いていることになってしまう」と出…

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