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瀬戸山隆三の球界ウラ話

プロ野球/11 故・根本陸夫さんに学ぶ 幅広い視野の「演出家」

「ON対決をするんだ」と福岡ダイエーホークス監督に王貞治さん(中央)を迎えた根本陸夫さん(左)=1994年10月12日、飯ケ浜誠司撮影

 幅広い人脈と、有望選手の獲得や大型トレードを成立させた手腕から「球界の寝業師」「人事部長」と称された根本陸夫さん(1999年4月に72歳で死去)。だが、間近で接した私の印象は少々異なる。言うなれば「球界の事業本部長」、いや「演出家」だろうか。改めて根本さんを振り返りながら、現在の球界を見てみたい。

 根本さんは92年11月に福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)の監督に就任した直後から、「ワンちゃん(王貞治さん)を監督に呼び、20世紀中にON対決をするんだ。それまでチームの土台を作るのが俺の仕事だ」と意気込んでいた。当時巨人の監督に復帰した長嶋茂雄さんと、早くも日本シリーズで「夢の競演」を画策していた。翌93年に日本初のプロサッカー「Jリーグ」が開幕を控えており、根本さんは「このままでは野球人気はサッカーに奪われる」と危機感を抱いていた。

 「こういうのは本来、コミッショナーがやるもんだよ」。そうつぶやきながら、もはや一監督としてではなく…

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