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第94回センバツ高校野球

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第90回選抜高校野球

詩吟学んで大声を 智弁学園、練習に採用 /奈良

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詩吟に取り組む智弁学園の選手たち=奈良県五條市で、佐藤英里奈撮影 拡大
詩吟に取り組む智弁学園の選手たち=奈良県五條市で、佐藤英里奈撮影

 <センバツ2018>

 センバツに出場が決まった智弁学園の選手たちが、発声を良くしたり、精神力・集中力を高めたりしようと練習に詩吟を採り入れている。講師を務めるのは、地元・五條市で教室を開く中谷信子さん(69)。「発声を生かして球場でも力を合わせて大きな声を掛け合い、頑張ってほしい」と活躍を願う。

 兄弟校の智弁和歌山(和歌山市)で同様の取り組みをしており、学校の依頼で2010年から中谷さんが教えに来るようになった。中谷さんは室内練習場にCDプレーヤーなどを持ち込み、選手たちは詩や音階が書かれた紙が入ったファイルを手に、中谷さんに倣って吟じる。中谷さんは「なるべく野球に関係が深く、選手の励みになる詩を取り上げるようにしている」。

詩吟を教える中谷信子さん=奈良県五條市の智弁学園で、佐藤英里奈撮影 拡大
詩吟を教える中谷信子さん=奈良県五條市の智弁学園で、佐藤英里奈撮影

 先月29日には出場決定後初めての授業があり、「富士山」という詩の説明で中谷さんは「以前詠んだ金剛山よりも高く、日本一の山」と「日本一」に掛けて選手の気持ちを高ぶらせた。

 また、より興味を持ってもらうために選手が知っていそうな歌を歌ってもらうことも。過去には、ゆずの「栄光の架橋(かけはし)」や昨年のセンバツの入場行進曲になった星野源さんの「恋」などを取り上げた。この日は、今春の入場行進曲の「今ありて」を合唱した。

 平野太一選手(2年)は「広い甲子園では喉から出す声では届かないと思う。おなかから声を出し、みんなに声を掛けたい」と笑顔だった。【佐藤英里奈】

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