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野菜不足

学校給食でリスク緩和 子ども時代貧困の高齢者

 子ども時代に貧困を経験した人は、高齢になって野菜や果物の摂取が不足するリスクが高いものの、学校給食でリスクが緩和された可能性があるとする研究結果を、東京医科歯科大などの研究者がまとめた。

 野菜や果物の摂取は、高齢者の慢性疾患や死亡リスクを低下させるとの研究結果があるが、十分に取れていない要因を探った。高齢者の大規模調査プロジェクト「日本老年学的評価研究」の2010年のアンケート調査結果を利用し、全国27市町村の65歳以上の男女計1万9920人について分析した。

 15歳当時の家庭の社会経済的状況を「上」か「中の上」と答えた人を高群▽「中の中」を中群▽「中の下」と「下」を低群と分け、現在の野菜を食べる頻度を比べた。「毎日1回未満」との回答は低群が最も多く、野菜不足になるリスクが高群に比べ36%高かった。

 さらに学校給食の影響を調べるため、給食を経験していないと推測される77歳以上(10年当時)と給食世代とみられる65~69歳に分けて分析。77歳以上では野菜不足リスクが高群に比べ低群は44%、中群は24%高かった。一方、給食世代の65~69歳では低群で高群より13%高いが、中群では3%低く、有意な差はなかった。【堀井恵里子】

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