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「いしが在宅ケアクリニック」院長 石賀丈士さん /三重

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石賀丈士さん
石賀丈士さん

自宅で人生をみとる 石賀丈士さん(42)

 「最期の日まで普通の生活を送れるのが人生を全うすることだと思う」。「いしが在宅ケアクリニック」(四日市市山城町)の石賀丈士院長(42)は、病気が引き起こす苦痛などを取り除く緩和ケア医のスペシャリストとして注目される。病院で闘病の末に亡くなる人が多い中、往診医療で末期がん患者らに寄り添いながら、これまで1000人超をみとってきた。在宅医療の普及に向け、人材育成にも力を入れる。【松本宣良】

 医師の道へ進むきっかけは祖母だった。「祖母は認知症で、まだ10代の私を前に『孫は町医者で活躍している』と言い続けていました」。砂漠で育つ食糧の研究をしたかったが、大学受験の直前に祖母が亡くなり、進路を変えた。「医学部に行かないと、ばあさんに呪われるのではないかと本気で思って……」

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