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肥前評論

ピンチはチャンス /佐賀

 見渡す限りの山と田畑の中に点在する家々の一つに、いっぷう変わったたたずまいの古民家がある。幾つも積み重ねられた網目状の金属製の箱(幅90センチ、高さ90センチ、奥行き2メートル)が目を引く。嬉野市吉田地区でイノシシ用の箱わなを製造・販売する猟師、太田政信さん(29)の家だ。

 元々は茶やコメを作る農家でイノシシ被害に悩まされ、8年前から自己流で箱わなを作り始めた。改良を重ね、捕獲の実績を積むうちに「売ってほしい」と言われるようになり、昨年10月から専業にした。

 「最近わっかもんがあの辺でイノシシを捕まえよる」。集落内でうわさになり、今では「あんたのわなにかかっとるよ」とメールや電話がくる。「イノシシを捕まえてくれたお礼に」と野菜を置いていく人もいる。

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