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ストーリー

カーリング司令塔・両角(その2止) 平昌、進化の舞台

カーリング軽井沢国際選手権決勝の第2エンド、ストーンを投げる両角友佑(左)=長野県軽井沢町の軽井沢アイスパークで2017年12月17日、宮間俊樹撮影

 

 ◆カーリング男子SC 軽井沢クラブ

高過ぎる理想追求

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪カーリング男子日本代表、SC軽井沢クラブの「司令塔」を務める両角友佑(もろずみゆうすけ)(33)の原点は、1998年2月14日にさかのぼる。

 「今日、タイブレークがあるんだっけ?」。この日、母玲子さん(58)は長野県軽井沢町立軽井沢中1年だった両角に話しかけられたことを覚えている。軽井沢開催となった長野冬季五輪のカーリング。開催国枠で出場した男子日本代表は1勝4敗から2連勝し、同順位で並んだ米国と準決勝進出をかけてタイブレークに臨むことになっていた。玲子さんは「友佑は楽しみにしている感じだったんですよ」と語るが、両角自身はいかにハウス(円)の中心近くにストーンを置くかという「点数の取り方すら知らなかった」。それでも周囲の盛り上がりに、なじみのない「タイブレーク」という言葉を口にしたのだろう。

 この日の毎日新聞東京夕刊は1面でこう伝えている。<観客席が無料開放ということもあってこの日は、大勢のファンが詰め掛け、試合開始直後に入場制限するほどのにぎわい>。両角と弟公佑(こうすけ)(29)もこの熱気の中にいた。試合は4-4で迎えた最終10エンド、米国が日本よりわずかにハウス中央に寄せるショットを決めて勝利した。

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