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日本政府は、トランプ米政権の核戦略指針「核態勢見直し(NPR)」について、抑止力を強化するものと歓迎する意向を示した。北朝鮮の核・ミサイル問題を背景に、米国の「核の傘」に依存する姿勢が一層鮮明になった。日本は唯一の戦争被爆国として核廃絶を目指してきたが、NPRが核軍縮の流れに逆行しているのは明らかで、野党は、NPRとそれを評価する日本政府への批判を強めている。
河野太郎外相は3日、談話を発表し、「わが国を含む同盟国に対する拡大抑止へのコミットメント(責務)を明確にした。このような方針を示した今回のNPRを高く評価する」と表明。一方、核軍縮に関しては「現実の安全保障上の脅威に対処しながら、現実的かつ具体的な核軍縮の推進に向けて、米国と緊密に協力していく」と触れ、北朝鮮の核の脅威にさらされている日本の「現実」を強調した。
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