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論の周辺

「ひとり」を多角的に考察

 ひとり暮らしのように人が単身者であることや、家族があっても仕事中の食事などの場面で「ひとり」の状態になることは、近代化、都市化の進行とともに増えてきた。2000年代以降は「おひとりさま」現象も話題になった。南後(なんご)由和さんの著書『ひとり空間の都市論』(ちくま新書)は、現代の都市における「ひとり」の様相を、住まいや飲食店、宿泊施設、メディアといった観点から論じて、興味深い。著者は1979年生まれの社会学者。

 「ひとり空間」とは、個室に限らず何らかの仕切りによって「ひとり」の状態が確保された空間を指している。仕切りには、壁や扉のような間仕切りに加え、携帯ヘッドホンステレオやスマートフォンの使用によって生まれる「見えない仕切り」も含まれる。

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