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この空の下で

それぞれの移住物語 高知・香美 里からこぎ出す本の海

 ほうきで床を掃く音。木戸を開け閉めする時のかすかにきしむ音。石油ストーブに火をともすためのマッチを擦る音。

 慌ただしい都会の日常では何でもない音が、高知県香美市の書店「うずまき舎」では、おごそかに感じられる。別名「山の上の本屋」。ふもとの街から山道を車で上って約15分、9世帯しか住んでいない山あいの集落にあり、普段聞こえるのは鳥のさえずりだけだ。神戸出身の村上千世さん(43)が築50年以上の民家を一部改装し、2014年3月に開いた。

 6畳ほどのスペースに並べられた本は民俗学、料理、出版、農業、小説、絵本と多岐にわたり、新刊と古書が…

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