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毎日フォーラム・ファイル

北極海観測 砕氷船の建造へ予算案に計上

北極海観測の玄関口、ベーリング海峡(北緯65度、西経169度付近)を航行中の「みらい」から撮影したオーロラ=2016年16年8月、海洋研究開発機構提供

 地球温暖化の影響が最も顕著とされ、年々、海氷面積が減少する北極海。北極の環境変化は地球環境に変動をもたらし、当然、日本の気象にも影響を与えている。だが、その実態は十分に解明されておらず、近年、各国が北極観測に力を入れ始めた。こうした中、文部科学省が求めていた砕氷機能を持つ「北極域研究船」の建造への経費が2018年度予算案に盛り込まれた。建造が実現すれば、北極専用の砕氷船は国内初で観測調査の飛躍的進展が期待される。

 来年度予算案での北極域研究船に関する計上額は8500万円。同省は当初、基本設計費3億1000万円の確保を目指してきたが、「砕氷機能と観測機能の両立に向けた更なる検討が必要」と、基本設計以前の予備設計費のみの計上にとどまった。8500万円は氷海水槽に模型船を浮かべての実証実験などに使われる予定だ。基本設計費の計上はかなわなかったが、同省海洋地球課の満田潤課長補佐は「建造に向け、一歩前進した。着実に…

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