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持続可能な五輪の先駆けに=ルーディガー・キュール 国連大学研究員

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 2020年東京五輪・パラリンピックに出場するアスリートたちは、日本の「都市鉱山」で採取された金、銀、銅を原材料とするメダルを受け取ることになる。「都市鉱山」とは廃棄されたスマートフォンや家電製品からなる資源のことである。このイニシアチブは環境にやさしい五輪の実現を目指す国を挙げた取り組みの一環であり、有望(かつ必要)な第一歩だ。しかし、これは先の長いレースの中での一歩に過ぎない。

 2年後に控えて日本は大きな指針である「より持続可能な大会の実現」など喫緊の課題の解決に追われている。リオデジャネイロ、ソチ、ロンドンの各大会を見る限り「青い地球のためのグリーンオリンピック」といった誓いにもかかわらず持続可能性に関して実績を積み上げてきたとは言えない。では、日本はどうすれば成功に導くことができるのだろうか。

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